マネジメントゲームの効果2
なぜMGを社員さんと一緒にやるのか?という理由の一つに、「利益意識」があると思います。MGをやるとなんとなく「利益」ということがわかるようになり、「頑張る=儲かる」ではないことが分かるようになってきたと思います。そこがわからないと、頑張っても頑張っても儲からなくて、いつか働くことが苦痛になっていくと思います。
社員さんにしても、「自分は頑張っているのに給料が増えない」→「会社(社長)はケチだ!」と考えるようになって、会社のことを嫌いになってしまうかもしれません。働いている人は、「利益」というものを理解して、儲かる働き方をしているでしょうか?
リスクカードに「長期労務紛争、2回休み」というのがあります。このカードを引いて意思決定ができないと悔しがっている人がいます。明日から二日休みなったらうれしいんじゃないですか(笑)?MGで、後5行延長しますといったら、さらに意思決定できる回数が増えるのでうれしいんと思います。だけども実際に、2時間残業をしてくれと言われたらいやでしょ(笑)。
MGで縁故採用はいやがるのに、リアルでは忙しくなったら人がすぐ欲しいという人がいます。MGでは差別化するために青チップを買うのに、会社で差別化のために新しいことをやろうとすると面倒くさがったりしていませんか?
MGとリアルの意思決定では全く反対ですね(笑)。なぜかと考えてみると、MGでは、利益を基準に行動をしているからですね。利益を基準に考えるから、面倒なことを受け入れてたり、経費のことを考えます。
うちの会社で、「納期は早く返事する」と言ってもなかなか納期確認をしない社員さんが、MGでは青チップを買い集めていましたが、うちの青チップは「この対応の速さ」かもしれないのです!
キチンとした基準を持っていない社員さんの判断基準は、「好きか、嫌いかとか、やりたいか、やりたくないか、楽か面倒くさい」です。そんな個人の好みを基準にされたら、会社が儲かるわけがありません!
MGをやって「この機械を買ったら、これだけのMQを稼がなくてはならないからなぁ・・・とか人を増やした分だけこれだけ稼がなくては」と考えてくれるようになれば、社長も社員さんに仕事を任せるようになると思います。
人に指示されて働くよりも、自分で判断して人は、働きたいものです。しかし、判断をゆだねるためには、判断の仕方(基準)を身につけてもらう必要があるのです。その基準の一つが「利益」なのです。この利益意識を勉強するのがMGなのです。
私たちが生きていくためには「食べ物」は必要です。それと同じで、会社が存在する以上、現状を維持するだけでも「お金」は必要です。そのうえ、建物や機械は老朽化していきますし、社員さんも結婚したり、出産したりして、今よりもお金が必要になっていきます。
MGをやると、お金がないと投資ができないこともわかりますし、利益を積み上げていかないとお金を貸してもらえない現実と向き合うことができます。現状維持が、実は後退していてることもわかります。こういうことを一緒に学ぶのがMGの素晴らしいところだと思います。
伊賀忍者MGが主催するマネジメントゲームの日程は
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